成功の反対は失敗ではない
一般的に成功の反対は?
と、質問すると大抵
失敗
と、答えが返ってくることが多い
果たして成功の反対は失敗なのか?
ポストイットという商品はご存知だろうか?
言わずもがな貼って剥がせるとても便利なメモ(付箋)で今では誰しもが使う超メジャーアイテムである
実家が文房具屋ということもあり、文房具に関しては人よりも多少詳しいわけだがポストイットはもともと、より強力な瞬間接着剤を開発している最中に偶然にも簡単に剥がれてしまい、何度でも張り付くという言わば失敗作の接着剤が出来てしまったことから生まれた大ヒット商品だ
今となっては本家の瞬間接着剤よりも使用頻度は高いはず
まさに失敗から生まれた成功の典型例
ちょっと話はそれてしまうが天気予報では「明日は天気がいいです」とは言わないらしい
いい天気とは一般的に“晴れ”をイメージする方が多いと思うが、もしあなたが傘を販売しているお店の店員さんだったらいい天気とはどんな天気になるだろうか?
恐らく“雨”のはずだ
この“いい天気”という解釈は人によって大きく異なる
話を元に戻すが成功や失敗も人によっては解釈は大きく異なる
成功の反対は“何もしない“こと
大切なのは“できる”か“できない”かではない
人生は一発勝負ではない
一回のトライで成功したのと何回もトライして成功したのとでは成功したという事実は何も変わらない
何回トライして成功したかは自分だけがこだわっているだけで周りは大して気にしていないし、覚えていない
そこには成功したという事実しか残らない
まずはトライしてみれば回数を重ねる度に成功する確率は確実に上がる
準備が整ってから…
自信がついてから…
足踏みしている暇があったらトライした方がよっぽど早い
行動しなければどんな立派なアイデアがあろうが成功はありえない
成功も失敗も単なる経験にしかすぎない、成長するには成功体験も失敗体験も必要
成長する近道は経験すること
経験をしなければ成長はありえない
ここでいう経験とは成功体験ばかりではない
むしろ失敗して失敗して…何度も失敗体験を繰り返して乗り越えた末の成功の方が自信がつくはずだし、思い入れも深くなる
百聞は一見にしかず
一回の経験は百回話を聞いたのと同じかそれ以上
僕自身、成功した数も多いがその数十倍、数百倍失敗している
成功するペースも割と早いが失敗するペースは異常に早い(笑)
失敗してもいちいち落ち込まない
「あ〜これじゃないか…じゃあこれかな?」程度
むしろ成功するか失敗するか分からない段階で何パターンも用意してある
はじめから一回で成功させようと言う気があまりないのかもしれないし、何回で成功するかなどどうでもよい
あるのは成功させるための異常なまでの執念
むしろ一回で成功してしまったらもったいないとさえ思っている
もはやここまでくればトライすることに何のためらいもない
諦めないで成功するまでやり続ければ必ず成功する
何度も言うが一度で成功しようなどと思う必要は全くない
僕自身、今までたくさんのチャンスを頂いたが「一回で成功させろよ!」と、言われた記憶はない
今は後輩にたくさんのチャンスを与える側になっているが一回で成功することなんて全く望んでいない
こちらが楽しみにしているのは成功するまでのストーリー(プロセス)
どれだけ濃いストーリーだったかは結果(本人の成長ぶり)を見れば一目瞭然
本番に失敗しないように入念に行う準備や練習もはじめは失敗を繰り返す
何度も何度も失敗して回を重ねるにつれ成功の確率を上がり本番に臨む
「諦めたらそこで試合終了ですよ」
あまりにも有名なスラムダンクの安西先生が三井寿に言った名ゼリフ
諦めたとき、それが失敗が確定する
諦めないでやり続けたら失敗ではなく単なる成功へのプロセス
そして何もしなければその時点で失敗確定
成功する確率0ということ
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