先輩(上司)、リーダーの『言わなきゃやらないんですよ』をよく聞く
年々、この『言わなきゃやらない』傾向は強くなってきている気もするが逆になぜ『言わなくてもできる』のか?
親、兄弟、先生、先輩…
かつては言ってくれる大人がたくさんいた
いわゆる『言わなくてもやる』人はこうして言われてやったたくさんの経験を積み重ね、その引き出しの中から今、目の前に必要なアイデアを引っ張り出し、行動に移す
『言われなきゃやらない』人は単純に経験値が少ないだけ
言うのがリーダーの仕事
リーダーの多くが『言わなくてもやる』人財を育成したいと思っている
では、なぜ『言わなくてもやる』人間を育てたいのか?
この動機次第で結果が大きく変わる
①自分一人でも立派に独り立ちした大人として豊かで幸せな人生を歩んで欲しい
②自分(リーダー)が楽になりたい
大きく分けるとこの2つのパターン
①はリーダーの鏡、良き指導者
②が意外と大半、部下が『言わなきゃやらない』と愚痴るタイプ
①のリーダーは自分の仕事は言ってきかせてやらせて経験させることを分かっているパターン
それが自分の仕事であり、部下を育てる信念を持っているので結果的に『言わなくてもやる』人財を育てることができる
②のリーダーはとにかく自分が楽をしたいからが動機なので途中でそもそも“言う”ということがめんどくさいことに気づき、言わなくなってしまうパターン
当然『できない、やらない』人罪を育ててしまう
ちなみに自分もやらない
『言われたらやる』がスタートライン
まずは『言われたらやる』人間を育てる
これだけでも言われたらやるわけだから十分優秀
ただいつまでも自立できず本人のためにならないのであくまでも言われたことをやらせながら経験値を上げさせて『言われなくてもやる』項目をどんどん増やしていく
はじめから『言わなくてもやる』はある意味恐い
誰かが育てた『言わなくてもやる』はある意味コントロールすることが難しい
リーダーがよほど能力が高くないとパワーバランスが崩れてしまう
『言わなくてもやる』は方向性が合っているうちは助かるがそうでない場合は言うことをきかない
自らが育てた『言わなくてもやる』人財はかなりの戦力になる
結論
①『言わなきゃやらない』からスタート
②指示をしてやらせて経験を積ませる
③経験があることは『言わなくてもやる』ようになってくる
④知らないことは指示することを継続し、さらに経験値を上げさせる
⑤『言わなくてもやる』人財を育てることに成功する
よって『言わなきゃやらない』は正解
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