伝えるという言葉の概念を統一する
伝えた、と言っても何を持って伝えたとするのか
我が社でも200名弱のスタッフがいてそれぞれの店舗には責任者がいる
同じことを発信しても店舗によって伝わり方は様々
本当に大切で外せないことは自ら発信するとして、それをやっているとキリがないので責任者に委ねることが多い
もちろんそれぞれが責任感を持って伝えてくれていると思うのだが生み出す結果には大きな差がある
ここで問題なのは“伝える”という概念が人によって違うこと
“伝える”と“言う”は違う
こちらが思う結果に到達しない店舗は恐らくこの“言う”という行為に終始している
逆にこちらが思う結果もしくはそれ以上を生み出す店舗は“伝える”ということが徹底されている
もちろん“伝える”のスタートラインとして“言う”は存在するわけで、ここではプロセスのひとつにしか過ぎない
“言う”は自己満足
結果にコミットする
どこかで聞いたことのあるようなフレーズだが“伝える”という概念は結果がついてきて初めて伝えたことになる
求める結果を生み出して初めて伝わったことになる
言ったら言いぱなしの無責任で一方的な自己満足の発信ではなく相手が理解し、行動して結果を出すところまでが“伝える”という概念
“伝える”には思いが宿る、初めから目的が違う
言われたから言う
仕事だから言う
言わなきゃいけないから言う
怒られるから言う
と言った業務的なやらされてる感で伝える行為は“言う”ことが目的だから、当然、思いは宿らないし言葉にチカラがない
結果にコミットし、結果を出すことにこだわった瞬間に思いが宿り、言葉にチカラと説得力が生まれる
結果にこだわると工夫が生まれる
どうしたら相手に伝わるのか?
どんな言い回しが相手に響くのか?
場所、時間、シチュエーション、雰囲気づくり、言葉選び、etc…
あの手この手を使い、ダメならまた違う方法を試し、結果が出るまでやり続ける
言うことはゴールではなく結果を追いかける
そして結果が出て初めて“伝わった”とホッとする
“伝える”ということは相手に対しての思いやりと愛情がある
コミニュケーションの原点
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