仕事へのプライドを持つこと

仕事と作業


事に仕える仕事と業を作る作業

美容師として仕事をするのか、作業をするのかで結果は大きく違ってくる

最近はなんとなく似ているようで全く違ったこの感覚か大きな差を生み出すように感じます

仕事と作業の違いとは?


例えばカットをするにしても言ってしまえばただ髪を切る行為でしかない技術

「何㎝切りますか?」と長さを切るだけで終わらせてしまうのは作業

これはあくまでも用聞きであってイニシアチブは完全にお客様

お客様の言われるがままにただ手を動かす行為

反対に美容師としてのプライドが+されることで仕事になる

お客様の顔立ちや髪質、骨格、キャラクター、ライフスタイル、etc…パーソナルな部分に対しての似合わせにこだわり提案すること

また、そのこだわりを説明する、いわゆるテクニカルトークがあるかないか

仕事のイニシアチブは美容師

頭と口と心も使う

美容師という仕事が好きだからプライドを持つのか?それとも、プライドを持つから仕事を好きになるのか?


どちらもあると思いますが今現在、美容師という仕事に対してなかなかモチベーションが上がらないとしたら自分は仕事をしているか?それとも作業をしているのか?

美容師という仕事は確かにやることが多い

ありがたいことに人気のあるお店は次から次へとお客様がご来店する

そうなるとどうしても作業になりがちなのは否定できない現実

それが当たり前になってくるといつまで経っても仕事に対してのモチベーションは上がらない

みんなはじめは美容師の仕事が好きで始めたはずなのにいつの間にか仕事にやりがいを感じなくなってしまう多くの原因…

それが作業的になってしまう、ということ

忙しさに甘えて美容師としてのプライドを見失っていない?

まずはテクニカルトークから始めてみよう!


すべての美容師が仕事に対してのプライドを持っていることが理想ですが残念ながらやりがいを見失っている美容師が多い現状

アシスタントは特にその傾向が強いポジション

だとしたらまずはテクニカルトーク=施術の説明から始めてみたらいかがでしょうか?

どんなにキャリアの浅いスタッフでもお客様よりは確実に美容の知識はあるわけで

そもそもお客様は美容師ではないのでアシスタントの段階ではそこまでマニアックな説明はいらないと考えています

テクニカルトークはお客様だけのため?


お客様の満足度をUPさせるためのテクニカルトークも実際は自分自身への問いかけなんじゃない?

テクニカルトークをすると自然とお客様は興味を持って耳を傾けてくれる

なかなか説明しなくては分からない細かな技術も把握することができて満足度も高まります

そのリアクションがとても心地いい

今、自分は〇〇さまに喜んでるもらっている!

そして仕上がりにも責任を持つので当然施術への向き合い方が変わる

当然仕上がりも変わる!

この積み重ねが自らの仕事へのプライドになり、仕事が好きになる











YOUHEI TAKEUCHI

夢は逃げない、逃げるのはいつも自分だけ http://mugen-group.co.jp/stylist/takeuchi_youhei/

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