幼少期の教育は社会人になってから答えが出る

幼少期にいかに苦労したかが大人になってからの生き方を決める


最近の教育事情

モンスターペアレントや過保護すぎる親が増えてきた話をよく聞く

確かに子供はかわいいし、親として助けてあげたくなる気持ちはよく分かる

しかし大切なのは“今”を見るか“未来”を見据えるか

若いうちの苦労は買ってでもしろ、と先人は言った

あまりにショッキングな苦労は別として多少の負荷はかけるべきだと思う

苦労は心トレ


筋肉を鍛えるには筋トレが必要

心を鍛えるには心トレが必要

心トレとは僕が勝手に作った造語=心力トレーニング(完全に筋トレからきてますが…)

ここで言う心トレとは辛いこと、悲しいことなど苦労を乗り越えていくこと

これを親が解決してしまうといつまでも心が強くならない

繰り返すがあまりにハードでとても子供が乗り越えられないようなショッキングな苦労のことではない

乗り越えられるレベルのちょっとハードな苦労のことを言う

僕自身、中学時代の野球部で大変な苦労をした

母親に相談してもスパルタで「自分で解決しなさい!」と辞めさせてくれなかったので何とかして乗り越えたが、今思えばあの苦労を乗り越えることができたことで今がある

あの時の苦労に比べたら今の苦労は全く苦にならない

あの時以上の苦労はこれから先も恐らくないので恐いことは何もない

社会に出ると大変なことばかり、学生時代に自分で乗り越えた経験がなければ大人になっても乗り越えられない


最近は社会人になってもすぐに辞めてしまったり、中には何の連絡もないまま来なくなってしまう子もいる

ひどいのは辞めるというのを親が会社に来て頭を下げることもある

確実に昔に比べたら今の会社は緩くなっている

昔はコンプライアンスなんて言葉は聞いたこともなかった…

昔に比べて忍耐力や根性などは明らかになくなった

色々なスタッフを見ていて思うことはやはりこの“乗り越えられる力“を持つ子は強い

ネガティヴな経験も考え方を変えたら強くなるきっかけ


例えば転勤族で転校を繰り返す子供

親は当然子供のことを考えたら転校はさせたくない

しかし大人になったら学生時代の友達とは疎遠になる(仕事、結婚、育児…学生時代と同じ付き合いができるはずもない)

その時の考え方やライフスタイルによって新しい友達がその時その時できるものだ

そもそも今はクラス替えもある

そうなると転校を繰り返すことで社交性が身についたり、新しい環境に変わることに慣れたり…これは社会に出てから大いに役立つスキル

もちろんただ闇雲に環境に放り込めばいいわけではなく親として人間関係の築き方や人との接し方などのコツをアドバイスしてフォローする必要はある

これはあくまでも一例だが今だけ考えたらネガティヴでも未来を見据えたら必要なトレーニングになる

未来を見据えた教育を


子供に限らず部下や後輩にも是非この“未来を見据えた教育”をしてほしい

“今、何をするか“ではなく未来に向けて逆算した“今、何をすべきか“を決定していきたいものだ

YOUHEI TAKEUCHI

夢は逃げない、逃げるのはいつも自分だけ http://mugen-group.co.jp/stylist/takeuchi_youhei/

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