本音を引き出すのは実質ムリ⁉︎
後輩の本音を引き出したい先輩は多いはず
ただ断言しよう
後輩の本音を引き出すことはほぼ不可能
理由は…
・そもそも本音で話せる先輩が少ない
→本音で話を出来る先輩かいないわけではないがそれを解決できるスキルを持つ立場にいる先輩に打ち明けることは恐らくない
・自分の思いを上手く言葉で伝えることが難しい、上手く伝えられるレベルなら自分で解決するできる
・根本的に自分自身もよく分かっていない
・相談するということ自体乗り気でない
など、他にも色々と理由はあるが本音を直接的なコミュニケーションから引き出すのはほぼ不可能
言葉以外の部分で察する
言葉から引き出すよりも言葉以外の情報からその子の本音を推測することの方がよほど精度が高い
しかしこれにはスキルが必要でトレーニングを積まなくてはならない
後輩をよく観察し、データを収集することが必要になる
以下はほんの一例であるがデータ収集できる項目をあげてみる
①家族関係、交友関係
家族構成や家族関係は産まれて初めての社会なので人間形成においてかなりの影響がある
家族との関係性…直接「仲がいいか?」などの質問よりも「どんなお父さんなの?」などの質問の方が答えやすいし、こちらも理解しやすい
友達もまた同じ
②どんな幼少期を過ごしてきたか?
三つ子の魂百まで
幼少期〜学生時代と今では根本的には変わっていない
人間形成や人格形成の多くはこの時期
③行動観察
日々の行動をよく観察すること
心の変化は必ず行動に出る
一つひとつの所作でどんな性格か?何を考えているか?どんな気分なのか?手に取るように分かる
④表情から読み取る
直接的なコミュニケーションを取る際に表情に注目する
自分の表情をコントロールするのは至難の技
⑤リアクションから察する
こちらからの投げかけに対してどんな反応をするか
話をした後の行動もリアクションの一部
⑥結果から判断する
どんなことを考えているか、で結果は大きく変わる
前向きな発言に安心していないだろうか?
口では前向きな発言をすることは簡単、前向きな発言に対して結果が伴わないことは多々ある
結果は口ほどにものを言う
⑦その他
まだまだたくさん後輩の本音が現れるシーンがある
みなさんもそれぞれ思い当たる節があるはず
要は後輩に興味を持つこと
楽して本音は引き出せない
ある意味では直接的なコミュニケーションで本音を引き出せればこんな楽なことはない
まぁ本音を語ってくれる関係性を築くのは楽なことではないだろうが基本的に役職がつくと後輩は構えてしまい、こちらはそうでなくても向こうから壁を作ってしまうのは心理学的に証明されていること
だとしたら他の方法を探すしかない、他で努力するしかない
自己満足のコミュニケーションではなくではなく後輩の本音を察するコミュニケーションを取ることで望む育成ができる
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