良い職場環境とは?
良い職場環境とは好きな人や気の合う人しかいないと勘違いする人が少なくない
前回のコラムにも記載したが好きな人しかいない職場は存在しない
必ず苦手なタイプや嫌いなタイプがいる
そしてこの苦手、嫌い、という同僚が自分を成長させてくれる
これは友達ではありえない
友達は好きで気の合う人しかいないからだ
職場においての良い人間関係とはお互いに成長し合える関係と言える
つまり嫌いや苦手な人もいる環境が成長できる環境と言い換えることができる
まずはこれを大前提として頭に入れておいて頂きたい
苦手な同僚や嫌いな同僚との付き合い方
同僚、とかく先輩においては苦手、嫌い=尊敬できない
さて、反面教師という言葉はご存知だろうか?
はんめん-きょうし【反面教師】 悪い面の見本で、それを見るとそうなってはいけないと教えられる人や事例のこと。 それを見ることで、反省の材料となるような人や事例。 その言行が、そうしてはいけないという反対の面から、人を教育するのに役立つのでいう
つまり嫌われがちな先輩は反面教師として捉えてみたらどうか?
こんな言動をしたら嫌われるぞ!ということを自らを犠牲に教えてくれていると考えたら…
人は皆、人に好かれたい!嫌われたくない!と思っている
しかし反面教師は嫌われ役を買って出て、悪い事例を示してくれている
尊敬される先輩はこんな言動をすれば尊敬されるという教師としてのお手本を示し、自分も当然好かれる
いわゆるwin-win
嫌われている先輩は自らを犠牲にして悪い例を示してくれる
嫌いな同僚は神様、仏様
みんな自分が幸せになりたい
人間の使命は自分が幸せになり人を幸せにすること
まさにwin-win
自分を犠牲にして人を幸せにするなんて神様、仏様しかいない
苦手だな…嫌いだな…という人に出くわしたら神様、仏様と思って感謝する
(試しに心の中で拝んでみる)
そうすれば見え方も大きく変わる
そしてそんな風に思えたら当然関わり方も変わってくる
嫌われがちな人は当然周りから避けられがち
そこに寄っていけば可愛がられるに違いない
意外と懐に入り込んでしまえばいい人だったりする
そう、嫌いや苦手という先入観が嫌なところばかりを見るクセがついてしまっているだけで良いところがない人なんて存続しない
関わらないからいいところが見つからないだけ
嫌いや苦手な人を避けるのではなく上手く付き合う方法を知る
何も好きになるまでは求めないが上手く付き合う、かわす、ということを学び、克服すれば全て解決する
好きな人しかいない環境を探すより、上手く付き合えるようにした方が確実だし、何より早い
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